
もう今の会社は退職しよう!上司にどうやって伝えようかな。。
理由を問い詰められるのもイヤ!
引き止められるのもめんどくさい!!
サクッと退職できるオススメの退職理由はないかな?
退職を伝えるのって考えるだけでも相当なストレスですよね。。
しかし大事なのは退職後の未来です。
退職を伝えるという行事はサッと済ませて前に進みましょう。
そこで、今回は退職理由の「考え方」と「伝え方」などを紹介しようと思います。
本当の理由から導き出す!オススメの退職理由



OK分かった。結婚して引っ越しするってことにしよう。
あからさまな嘘はバレます(笑)こういった100%嘘の退職理由は演じきれる自信がない限りオススメしません。
ほんとのところの退職理由を深堀りして、建前上のスマートな退職理由を考えましょう。
理由①給料が低い・見合わない
収入アップのための転職、残業代の未払いや賃金に見合わない仕事量を課される苛酷な労働環境からの脱出・・
そんなときに使う理由は⇒⇒キャリアアップのため
例えば、現在食品メーカーで事務員としてはたらく30代女性Aさんの場合。
今後の自分自身のキャリアを考え、以前から興味のあった生命保険の営業にチャレンジしたいと思っています。こちらで学んだ知識・経験を生かしていきたいと思います。いままでありがとうございました。
ここでのキャリアアップ内容は「以前から興味のあった生命保険の営業にチャレンジ」になります。
ポイントは
- 退職する会社では達成できないこと:生命保険(≠食品メーカー)の営業(≠事務)
- 未経験内容を組み込むなら下調べはそこまで不要⇒以前から興味のあった
相手側から「この会社でもチャレンジできる」引き止められることを防ぎます。
何より、前向きな退職理由であればあるほど引き止められる可能性は低くなります。
給与額や長時間労働などの労働条件が退職理由であればキャリアアップを理由にして退職理由を作成しましょう。
理由②人間関係が悪い
嫌な上司がいる、ハラスメントが横行している、仲間と呼べる人がいない・・
人間関係が退職理由の場合、難易度が高いです。
なぜならば、話すこと自体がストレスになっていてすぐにでも環境を変えたいと思っている人が多いからです。
その状況で前向きなキャリアアップを考えろってのもしんどいですよね。
そんな時に使う理由は⇒⇒家族の介護・体調不良・実家に帰る
祖母が介護状態で母親が診てくれているのですが、母親も歳のため身体への負担がかかっていて体調を崩してしまいました。家族とも相談しまして、退職して介護を手伝うことになりました。
現在不眠状態が続いており、体調が思わしくありません。薬を飲むということは避けたく、自然療法で治すために環境を変える必要があると判断しました。何よりもこのままでは会社に迷惑をかけてしまいますので退職することを決めました。
以前から実家に戻ることを考えていました。正月に3年ぶりに実家に帰ることができた際に老いた両親を見てこれから先何があるか分からないので傍にいてあげたいと強く思いました。今後も今まで仕事で学んだ経験を活かして精進いたします。
ポイントはストーリーを作っておくことです。
- だれが
- 〇〇な状態だから
- 自分は〇〇をするために退職をする
プライベートなことを退職理由とする場合は、相手は親身になって話を掘り下げて聞いてくる可能性があります。
あらかじめストーリーは大筋でつくっておき、どうしても答えられないような質問をされたら
「プライベートのことなのでそこは回答を控えさせてください」と毅然とした態度で答えましょう。
人間関係が主な退職理由であれば個人的な理由を強めに出して退職理由を作成しましょう。
必要なら嘘の退職理由をついてもOK
結論、嘘の退職理由を伝えること自体は重要ではないです。
なぜなら嘘の退職理由をついたということで
退職できないなんてことはないし、
失業給付自体に影響はないし、
転職活動での面接でもバレることなんでほぼないからです。
- 離職票の退職理由欄
ほとんど「自己都合」という項目で処理されます。嘘かどうかは問われません。 - 転職先での面接
転職活動中の面接で退職理由についてはほぼ100%聞かれます。嘘かどうか面接官に確認する術はありません。
過去の私もふくめ、退職理由を多少偽って伝えている人は多いと思います(笑)
退職を伝えるというだけでもハードルが高いですよね。
そもそも、退職を考えているということはそれまでに相当悩み、ストレスがかかっている状態です。
退職理由の真意については自分が口走らない限りバレないので安心してください。
後悔しないために退職動機を明らかにする
とはいえ、自分自身が後悔しないために真の退職理由について明確化することををオススメします。
なぜなら、退職しようと思っているときは感情的になりがちで早とちりな判断をする可能性が高いからです。
いざ退職が決まって冷静に考えたときに時期尚早だったと思っても遅いのです。
後悔しないためにも、「退職」があたまをよぎったら冷静に以下ポイントを考えます。
- 退職したいと思ったのはなぜか?
- 退職原因となった具体的エピソードは何か?
- 退職原因エピソードはなぜ起きたか?
- 退職原因エピソードを回避することは出来なかったのか?
自分自身の行動を振り返って退職を留まる人もいれば、より一層退職する決心がつく人もいるでしょう。
繰り返しますが、後悔しないためにも今一度退職理由を自分の中で整理することはとても大事です!
自分自身の中で退職する動機が解明できたら、気持ちがもっと楽になります。
あとはサクッと辞めれる退職理由をチョイスして作成するだけです!がんばりましょう!